産業能率大学・自由が丘産能短期大学 通信教育課程

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心理カウンセリングコース

働く人へのカウンセリング力を身につける

組織で働く人の行動や心の動きを心理学からのアプローチで解き明かし、抱える問題の解決を援助できる人材を育成します。

学べる内容
心理カウンセラーに必要な心理学、カウンセリングの体系的な理論と手法、マネジメントの知識を習得します。組織で働く多くの人が活躍できるように、心という側面から支援できる能力や、自らも組織の中で良好な人間関係を築ける方法を学びます。心理学の基礎を学ぶことで、将来大学院に進学し、臨床心理士資格をめざす道が開けてきます。

こんな人にオススメ

  • 心理カウンセリングに 興味がある方
  • メンタルヘルスの知識を使い 仕事をしたい方
  • 心理学系の大学院に進学し 心理カウンセラーをめざしたい方

目指せる資格

  • 認定心理士

Pick up 科目紹介

カウンセリングの理論

「カウンセリング」に興味をお持ちの方も多いと思います。本科目では、カウンセリングの基本的考え方やカウンセリングで思考する心理療法とその理論を理解し、心理検査法と代表的精神疾患を学習します。また日常的な心の動きや行動等も分析・考察します。

産業カウンセリング概論

「現在の産業界は、従来のような集団的で画一的な管理・対応では対処が難しくなっています。このような現状に即して、企業内で起こる問題や課題を捉え、働く人の抱える問題点について産業カウンセラーとしてどう対応するのかについて学習します。

STUDENT’S VOICE

学生インタビュー

心理学とマネジメント。両方を学ぶメリットを日々の仕事の中で実感しています

4年 障害福祉施設 地域コーディネーター

毛利 八寿世 さん

入学の目的・理由

社会福祉協議会の嘱託社員として、発達に偏りがあるお子さんのグループや障がいのある方が通所される事業所に出向き、ご本人、ご家族などを含め、関係者の皆さんと寄り添い、共に考えるという相談を含めた支援をしています。小さなお子さんや成人、そしてその家族の方々に至るまで一人ひとりと丁寧に向き合うこの仕事には、幅広い知識とスキルが求められます。心理学もその一つで、より手厚いサポートを提供するために学びを深めたいと思い、進学を決心しました。産業能率大学を選んだのは卒業生である姉の薦めです。短大で福祉を学んだ経験があったことから、心理カウンセリングコースを選択し、3年次に編入学しました。

受講した感想

心理学の知識や理論を実践を交えて学べるため、仕事でも役立っています。たとえば、「臨床心理アセスメント(現:心理検査法)」という科目を受講したことで、ストレステストなどアセスメントの仕組みや考え方を理解することができました。保護者の方からの質問にも広く応えられるようになり、仕事を円滑に進められるようになりました。また、マネジメントをあわせて学べるこ
とも、産業能率大学の魅力だと思います。支援スタッフの負担を減らすには、どのように仕事をマネジメントすればよいのか、解決するためにはどのようなプロセスを踏めばよいのかというように、仕事の進め方について広く捉えられるようになりました。

Interview

心理カウンセリングコースの科目構成

3年次科目

マネジメント力強化科目群(コース共通)

科目名 SC 単位
経営の行動指針(土光敏夫語録に学ぶ) 2
経営管理論 4
経営戦略論 ○◆ 2
マーケティング論 2
人材マネジメント論 2
知的思考の技術 2
しなやかな心をつくるメンタルマネジメント 2
 16 単位分配本

コース専門科目

区分 科目名 SC 単位
臨床心理 臨床心理学 2
カウンセリング 心理療法 2
カウンセリング カウンセリングの理論 4
カウンセリング 面接技法 2
カウンセリング 心理検査法 2
カウンセリング 産業カウンセリング概論 4
カウンセリング キャリアカウンセリング 4
 20 単位分配本

3年次 36 単位分配本

※SC欄 「○:通学形式のスクーリング」「◆:iNetスクーリング」
※卒業にあたって、3・4年次に必要な単位数は、62単位です。3年次の配本は36単位分です。

4年次科目

3年次選択したコース以外の専門科目、基礎科目の中から36単位まで自由に選択できます。 科目については、こちらをご参照ください。

4年次 36 単位分配本

3・4年次・合計 72 単位分配本

卒業に必要な単位数 62 単位

3大学・4年次のカリキュラムを見る

Faculty’s VOICE

産業能率大学総合研究所 研究員 産業能率大学兼任教員 高田 靖子

自分らしく健やかに働くには、物事の考え方や見方を変えること。

組織で働くことは、価値観の異なる人との協働を意味します。思い通りにならないのが当たり前の環境の中で、自分らしく健やかに働きつづけるには、物事の考え方や見方を変えるメンタルヘルス・マネジメントが必要です。実践できるようになれ
ば、自分のメンタルを健全に保てるようになり、他者のメンタルも気遣えるようになります。そして身につけた知識やスキルは、組織マネジメントにも有効です。ともに学び、明日を変えていきましょう。

産業能率大学総合研究所 研究員
産業能率大学兼任教員
修士(社会デザイン学)
産業カウンセラー・キャリアアドバイザー